ZEISS IKON スーパーイコンタ 蛇腹カメラ 530/2 I型 Tessar 1:4.5 10.5㎝ 買取 しました!
このスーパーイコンタ初期モデル(530/2又はⅠ型)は、
ブローニーフィルムで6×9判を撮影するツァイスイコン社の最高傑作の高級スプリングカメラとして、
1934年に発売されてから1953年発売のⅤ型(532/2)を最終機として1957年の製造中止まで、20年以上の長きにわたって生産されたカメです。
蛇腹カメラ(スプリングカメラ)は、レンズボードを折畳んでコンパクトになるから、
携行が楽になることが最大のメリットなのですが、
その代わりレンズの繰り出しと距離計のピント合わせの機構の連動が極めて難しいのです。
その為、スーパーイコンタが発売されるまでは、距離計を備えていないカメラが多かった。
たとえ距離計が付いていても連動していなければ、
まずボディサイドのファィンダーでピントを合わせて距離計の目盛を読んでおいて、
次にレンズ鏡筒に刻まれた距離目盛に移し替えてレンズのピントを合わせる面倒なものだった。
スーパーイコンタは、この問題をくさび型レンズを使用した、ドレイカイル方式という巧妙な方法で解決した。
まず、「招き猫」の腕を立ててから、次に距離計接眼部から被写体をのぞき、
距離計部分の前方にある歯車式のイヤルをまわしながら軍艦部にあるピント穴を覗いて二重像合致式のピントをあわせる。
この方式は、組立てたレンズボードと機械的結合がない中空での光学的連携であるから正確で、堅牢で狂いが少ない極めて優秀な方式だった。
ツァイスなど、アンティークカメラの買い取りは額田郡幸田町のリサイクルマートカメリアガーデン店へお任せください。
姉妹店の岡崎エルエルタウン店、ベイシア常滑店も買取強化中です!!
COPYRIGHT 株式会社インタープロ リサイクルマート All Rights Reserved.(ⅹ)